医療法人能代歯科医療会　鈴木歯科医院

虫歯治療はもちろん、虫歯予防処置、ブラッシング指導も行っております。
虫歯予防処置としては、虫歯の原因になる酸に対して、抵抗力のあり強い歯を作るためフッ素を歯の表面に塗布したり、むし歯になったばかりの歯やなりそうな歯の溝をフッ素が含まれたプラスチックやセメントで埋めるシーラントを行っております。

それ以外にもお子様が安心して治療ができるように、必要に応じて、治療台横まで親が付き添い出来るようにもなっております。

乳歯

乳歯は全部で20本あります。

上下10本、顔の正面（真中）から左右5本ずつ対称的な形で生えています。最初は下の前歯から生えます。赤ちゃんが下顎に2本歯が生えているのは、大変愛らしく可愛いものです。歯が生えてくると、その愛らしさに家族みんなで赤ちゃんの口を何度も覗き込んでしまうものです。しかし、生えそろった頃になるとあまり気にかけません。そして、成長とともに炭酸飲料の飲み過ぎや糖分取り過ぎで歯は蝕まれてしまうのです。「乳歯は生え代わるから」と思っているとしたら大きな間違いです。

永久歯の歯並びは乳歯の状態で決まるといっても過言ではありません。

6歳臼歯

家庭でのケア

歯磨きを工夫して、家族も手助けしましょう

小さめの歯ブラシを、頬の方からななめに入れて、6歳臼歯の噛み合わせの面をみがきます。歯ブラシは毛先を歯面にあてて、小刻みに動かしましょう 。最初は家族の方が手助けしてあげましょう。

食事を規則正しくよく噛んで食べましょう

生えたばかりの6歳臼歯は、まだ硬さが不十分です。唾液には口の中を洗浄させたり、歯を硬く丈夫にする働きがあります。よく噛むと唾液が出てきますので、バランスの取れた食事をよく噛んでしましょう。

病院でのケア

フッ素で

フッ素を歯面に塗ります。フッ素には、むし歯予防効果があります。

シーラントで

フッ素入りのセメントや合成樹脂で、噛み合わせ部分の溝をふさぎ、溝の中が汚れるのを防ぎます。

定期的な歯科検診を

6歳臼歯はむし歯になりやすいので、定期健診で早めのチェックをしましょう。一般的には3か月に1回の定期健診を。6歳臼歯が生えてきたら、そろうまでは1か月に1回を目安しましょう。